駒崎弘樹氏のエントリへの疑問
保育士不足は保育士の処遇が低いことが要因です。
保育士給与は全国平均で月20.7万円。(出典:http://bit.ly/1HwTytD)
全産業平均と比較して、月額10万円程度低い。
リンク先の記事を読んだのですが、そこにはこうありました。
「厚生労働省などが保育士の賃金を調べていますが、13年の調査では、保育士の賃金は月額20万7400円。これは公立も私立も含めた統計なので、もっと低い人もいます。
www.asahi.com
「公立も私立も含めた」という点と、認可保育所も無認可保育所も区別していないというところが重要で、公立の認可保育所の正保育士の年収は平均で800万円あるという指摘があります。
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駒崎氏の言い分は、「国にせっついて財政を出させよう」ということにすぎず、保育所をめぐる規制の問題にはほとんど触れられていません。
自治体が条例などで行っている参入規制には触れていますが、配当禁止や再投資禁止で株式会社の参入を阻んでいる規制の問題についてどうして書かないのでしょうか。
構造改革の必要性を認めず、まずいところにはとにかく財政を突っ込んで解決せよ、という雑なところはリフレクラスタと似ています。