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小林よしのりは公共施設を寄附するべき。

今回の選挙は特に重要なものですから、投票日をまたずに期日前投票をしておくことをおすすめします。
経済政策は自民党、みんなの党新党改革が優れていますから、あとは他のテーマで調整して、例えば原発賛成ならそのまま自民党、反対ならみんなの党、という風に使い分けるとよいかと思います。
安全保障や原発も本来は専門的分野なので軽々な判断は勿論できない部分なのですけれども、経済に関しては誰にとっても重要でありながらも具体的なイメージがわきにくい、判断をミスしても即座に悪影響が目に見えるわけではない分野であることから、今ひとつ関心が盛り上がりませんね。
各テーマについてのネット投票を観察していても、インフレ目標は他のテーマよりも集めている関心が少ないことがわかります。
ただ、現在は世界的にも金融政策のレジーム変更が行われている歴史的意義の深い時期であり、関心を持っている人々の間ではその地殻変動が話題になっています。
そんななか、分かりもしない分野に大きな態度で口を挟みなさる小林よしのり先生の出任せ発言が目立っています。

2012/12/14
しょせん公共投資に泣きつく国民
自民党が単独過半数
大きく超えて
280議席を伺う情勢、
自公で300議席を上回るという。
どいつもこいつも
国の通貨政策と
公共工事
景気を回復してほしいらしい。
「お上に何とか
してもらわなければ、
商売やっていけないよ~~~~~」
と言い出す国民が
こんなに多いとは
思わなかった。

通貨政策は国にしかできないので、経済の回復・維持に適切なレベルを維持するのは当然国の責任です。
日本銀行券は日銀にしか発行できないことくらい小林よしのり先生もご存知のはずだと思うのですが、不適切な金融政策がデフレをもたらしていることがどうして国民の責任なのでしょうかね。
公共工事についてはリフレ派の中でも諸説ありますが、安倍総裁は公共工事だけを財政政策として考えているわけではないと思います。
ただ、国土強靭化政策が目立ちすぎて印象が強すぎるということだろうと思います。

漫画家としてデビューして37年、
人気投票と本の売り上げという、
競争社会で生きてきて、
連載打ち切りの目に
あったことも数知れず、
本が売れないことも度々あったが、
それを国の経済政策のためなどと、
責任転嫁したことは一度もない。
商売は自分の才覚で
やるものであり、
国のばら撒きに頼って
やっていくものではない。

そういった個々人の頑張りの世界とマクロ経済の問題は別物です。
デフレによって物価が下がるということは、人々の生活物資・サービスを提供している企業群が全体としてみると利益を落とすという事態に陥っているということですし、デフレによる円高は国内の仕事を海外に移転してしまう圧力を生じさせます。
そのような状況では個々人がどれほど頑張っても高い収入を得ることはできません。
漫画に近いアニメで考えると分り易いと思いますが、アニメの動画の多くが外注に回っている、国内のアニメーターの給料が生活できないほどに低いということを思い浮かべて欲しいですね。
国内にも優秀なアニメーターはいると思いますが、どれほど頑張っても高収入を得ることが難しいということ、そして円高は日本人の人件費を国際的にみて上げてしまうのですから、アニメ動画の外注に拍車をかけてきたということもあるのです。

旧ソ連じゃあるまいし、
公共投資で景気良くしてほしいとは、
国民の質がとことん下がったな。

公共投資そのものは、どのような経済体制の国であっても必要です。
小林先生は道路や橋を利用しないのでしょうか。
それともローマ帝国のように、小林先生のような資産家が公共施設を寄附していただけるのでしょうか。

このグローバリズムの世界で、
主権国家単位の通貨政策に
期待したってしょうがない。

小林先生、ご自分の発言の意味が理解できていますか?
分からない分野に無理やり口出しするのはお止めになることです。
日本は独立した金融政策を保持するために変動相場制にしているのです。