こじつけてまで反米
こんなのが『言論』だとは恐れ入る。
- 原発が全部止まって嬉しい。
- 日本が主権的(?)にエネルギー安保を考えることをアメリカは嫌がる。
- 鳩山のイラン訪問にアメリカと親米派が嫌な顔をしたのはそのせい(!?)
- アメリカ以外とは軍事同盟を組みたがらない人々が原発推進派(?)
- 福島原発事故後、アメリカが『脱原発』を指示すると考えていた「日米同盟基軸派」が存在した(ソースは?)
- 「存在したかどうか確証はないが、私は何となくそう推測している」((-_-;))
- しかしアメリカは脱原発を指示してこないので、原発再稼働OKだと解釈した(ソース出せ)
- 「そういう流れではないかと思う」((-_-;))
- アメリカの国家意思を最優先するという戦略があっても良い(この人の想像に過ぎませんが)
- しかしもっと自主的であってもよいのではないか(だから想像だってば)
- 以下、原発が悪い理由をいろいろ(承知しております)
- 原発再稼働派は近視眼的であり、長期的に国家を存続させ、国民を養うという視点が欠落している(あら?『もう経済成長できない』とか言ってませんでしたか?)
論の根っこが「想像」で良いのが思想の世界のようです。
こういうイチャモンみたいな言説が「学問」に根ざした時論なんですかね。
「学問って何なの?」と悩むことがしばしばあるのですけれども、事実性や論理性が著しく欠けている一連の考察については「学問」という言葉を使わずに他の用語を発明する方が良いのではないかと思います。
適当に思いついたことをかっこ良くパッケージングして提示するだけで「学者」とか「思想家」とか言われて安泰に喰っていける仕組みは間違っていると思うんですよね。
そういう言説はむしろ小説に近いものだと思うので、受験して大学に入って学ぶような事じゃないでしょう。
社会において全く使い途がありませんしね。