あけましておめでとうございます。

見知らぬ皆様ではありますが本年もどうぞ宜しく。今年が皆様にとって良い年でありますようお祈り申し上げます。

ただ、内外の情勢を眺めますと多くの方にとってしんどい状況になるかもしれないと思われる兆候が幾つも見受けられ、そう安穏とはしていられない現実があるようです。

原発はこの冬に冷却作業を継続できるのか、欧州が破綻しないか、日本が円高とデフレで更に下降していかないか、今年も何かしらあるだろう自然災害で大きな被害が出ないか、など懸念材料が数多くあります。

自然災害については心配するだけ杞憂だ、という考え方もありましょうが、自然災害が福島第1原発に覆いかぶさるようなことが発生すると更なる破滅的事態を引き起こしかねないのが非常に危ぶまれることです。

また、このまま進めば2014年、2015年には消費税増税による経済状況の悪化によって多くの日本人が死に追いやられる事態となるでしょう。2013年の選挙では民主党でも自民党でもない、かといって二枚舌の社民党共産党でもない新たな政権政党を選ばなくては日本には大打撃が待っていることになりますが、それはなかなか期待薄なことでもあります。

日本国民自身、今のような物事への関心の薄さや根拠なき判断といった欠点を修正していかなければ、そのツケを近い将来に非常な重さで支払うことになると思います。