プライムニュースにおける高橋洋一のバカ発言を批判したエントリをあげたのですが、書き忘れがあったのでブログに。 リフレ派がよくやる誤魔化しに、「2014年の消費増税は安倍政権が財務省と学者に騙された結果」というものがありますが、これが本当なら、消…
何かに追われるように必死でウソをまき散らす上念。 リフレ派は自分たちに浴びせられる批判にまともに答えたことが一度もないので、「言い負かされない」のは当たり前。 上念は石破茂との討論を熱望しているらしいので、普通の経済学者に上念の主張を批判す…
十年一日のごとく、下記のような出まかせを流布し続けるリフレ派。 www.zakzak.co.jp リフレ派は、「自分たちは議論に連戦連勝」といった自慢話ばかりしますが、自分たちで言っているだけで、議論の勝ち負けなんぞレフェリーがいるわけではないので、どうに…
イールドカーブコントロールの失敗 「アメリカが利上げ志向なのに円安が進まない理由が分からない」と上念がとぼけている動画がチャンネルくららに上がっていましたが、理由は簡単で、上念らリフレ派が訳も分からず無責任に勧めたイールドカーブコントロール…
タイトルを見て、「は?何言ってんの?」と思う人が多いと思いますが、真摯に考えているとむしろ当たり前の話であることがわかります。 リフレ派の常套手段は、「苦しい義務から逃げられる、嫌な現実を消せる」とぶちあげて、政治家や一般人の関心を教祖的に…
以前はデフレ派の問題発言を微力ながら批判していたのですが、今はリフレ派の問題発言を批判しなければならなくなりました。 「ならなくなった」というか、個人的にせずにはいられないということなんですけれども。 直近の問題発言は3つ。 マネタリーベース…
私たちが家を買うと、借りた金と買った家が、負債と資産として記録されます。 (自分で記録する人はあまりいないと思いますが、頭の隅には置くでしょう) その際、「やった、負債と資産が会計上相殺されて借金はチャラだ」と考えるのが高橋洋一。国債無効化…
日銀保有債務を永久債にする案に私は全く反対で、理由は、永久債は購入者が償還を要求できないからです。 www.ifinance.ne.jp 政府が日銀に永久国債を買わせると、政府が償還に応じない限り、日銀は永久にそれを保持しなければいけません。 これは日銀の独立…
リフレ派は、博士号もちの専門家でも平気でウソを言うようになっていて、非常に危険なのですが、リフレ派のウソの支柱になっているのがスティグリッツなので、こっちも相当な問題だと思います。 リフレ派推奨の記事がこちら。 news.livedoor.com スティグリ…
この記事はいろいろ面白いです。 www.j-cast.com 黒田総裁就任からの大規模緩和は、2017年春で4年を超え、足元で国債買い入れは年60兆円ペースにスローダウンしているとはいえ、日銀保有国債は3月末で400兆円を超えている。 金利ターゲットの設定によって、…
最新号の「Voice」に日本の労働生産性についての記事が載っています。VOICE(ヴォイス) 2017年 04 月号出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2017/03/10メディア: 雑誌この商品を含むブログを見るいつものことですが、リフレ系の記事なので、中身がいい加減です…
送料無料なくなる? ヤマトが宅配サービス見直し、一部の時間帯指定取りやめ 2017.03.02 ヤマト運輸が宅配サービスを抜本的に見直し、正午から午後2時の時間帯指定の配達取りやめや、現在午後9時までの配達時間切り上げなどの検討に入った。インターネット…
衆議院の公聴会に高橋洋一氏が出席して、①財政再建は完了 ②教育国債を発行せよ ③天下りを禁止せよ という話をしたそうです。 ユーチューブで動画は全部見て、③は賛成、②は疑問、①は大反対 という感じでした。 動画を引用して批判記事を書こうかと思ったので…
この間2016年10~12月期GDPの一時速報がでました。 併せて、2016年の暦年GDPも一報がでましたね。 そこに表れた傾向は、2015年末からリフレ参与・リフレ議員・巷のリフレ系が煽っていた政策がすべて外れたことを示すものでしたが、リフレ系…
FTPLについてリフレ系の人たちがほとんど言及しなくなりましたが、リフレ系の良いように利用できなかったので黙殺し始めたのだろうと思います。 いつものことです。 リフレ系は、彼らのポジション的利益のために無分別な経済政策を正当化しようとシムズ氏の…
そのように本人が(ぴかぴかな様子で)ラジオで述べていたのですが、その割には説明がしどろもどろだったような気がします。 リフレ系はさかんに、「FTPLは金融政策を肯定している」とか「FTPLには金融政策が組み込まれている」などといいますが、ここには重大…
日銀の保有国債の額は償還だの乗換だの差し引きして増えていくということをリフレ系支持者がつい数日前に認識した、ということが判明し、わたくしも衝撃を受けております。 彼らは二言目には、「リフレを批判する者はリフレをわかっていない」といいますが、…
高橋洋一氏と上念司氏に顕著な特徴ですが、リフレ系(リフレ派の中でもいい加減な部類の人々。私の造語。)の人たちは批判を浴びると必ずと言っていいほど、「お前は経済学を分かっていない」「バカ決定」「この程度の数学が分からないのか」「本を読んでいな…
リフレ系商売の新たな看板になりそうなFTPLですが、政策にきちんと取り入れるのはハードルが高すぎて無理でしょう。この理論を政策に反映させようとすると、第一に財政再建を放棄しなければなりません。 少なくともインタゲを達成するまでは増税も歳出削減も…
チャンネルくららの動画を見ると、上念司氏は「八重洲イブニングラボ」でFTPLの解説を行うのだそうです。 安達誠司氏によるFTPLの解説を元に、四則演算だけを用いて説明するのだとか。まず問題なのは、安達誠司氏本人は「シムズ氏の論文を読んでもFTPLがよく…
「誤り」と書いたのは、私は上念氏ほど図々しくないので、「ウソ」とまでは軽々しく言わないだけ。 ちなみに、本日私は上念氏のツイートを引用したので、批判されているのはわかっていると思います。 ま、別に反応は要りません。 私は時間泥棒ではないので。…
いよいよ馬脚を現した観のあるリフレ派。 彼らは公に意見を述べ、政策に影響を与えているにも関わらず、まともな論議を一切やりません。批判されると、批判者はコミンテルンだの、リフレ政策が分からないから批判するだのと、議論の中身とは全く関係のないレ…
2015年の後半から、浜田宏一氏や中原伸之氏は追加緩和に反対し、日銀にいないリフレ派で、公に発言している人はほぼ全員が財政出動を唱え、鳴り物入りで2016年の財政政策が始まったわけですが、例年の通り、財政出動を始めるとむしろ経済が停滞し、4月~9…
「需給ギャップは財政でしか埋められない」とか「金融政策は雇用に効き、財政政策はGDPに効く」などというデタラメがまかり通る世の中ですが、こういうものは当然のことながら、現実と折り合いません。 今に始まったことではありませんが、今年度の4~6…
財政の拡大に伴ってGDPの増加率が低下する、という現象がよく見られます。 政府支出が拡大してその分のGDPが増えるのは当たり前ですが、経済全体のGDPは下がるということです。 これは、財政の拡大が金利に上昇圧力をかけることによって民間から資…
「財政と金融を同時に緩和すると相乗効果がある」とまことしやかに世間では語られていますが、これはまったく根拠のない話です。 確かに世界的に有名な学者もそのように述べていますが、根拠を出していません。 理論的に、或いは実証的に、この主張を説明し…
よく知られているドーマー条件は、1 プライマリーバランスが均衡していて2 名目成長率>名目金利なら赤字財政は維持可能だというもの。 secwords.com プライマリーバランスが赤字なら、その分も含めた高い名目成長率が必要になります。 名目成長率>名目金…
2014年の消費増税のときに賛成にまわった山本幸三議員が、一時は反対派になったものの、またも消費増税賛成にまわるという手のひら返しを行いました。 山本議員の動向には、増税が行われるときには賛成、延期されるときには反対、という具合に勝ち馬に乗り続…
「強烈な緊縮財政」をしているユーロ圏が継続的に回復しています。 ユーロ圏GDPは0・6%増 1~3月期、伸び拡大 2016/4/29 20:07 共同通信 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)統計局が29日発表したユーロ圏19カ国の1~3月期の実質域内総生産(GDP、季節調整…
財政推しの人たちの手法がどんどん悪くなっています。 事実に根ざさない主張を大勢で反復する、発信力にまかせて広める、といったやり方をするようになっています。 財政推しの人びとは、「緊縮財政を行うと経済成長しない」とか「日本は緊縮財政である」と…